
サーチエンジンの検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように対策すること。
また、そのための技術やサービス。
SEOは「サーチエンジン最適化」「検索エンジン最適化」とも訳される。
Webサイト構築などを手がける事業者の中には、SEOをメニューに用意しているところもある。
サーチエンジンは登録されているWebページをキーワードに応じて表示するが、その際の表示順位は
それぞれのサーチエンジンが独自の方式に則って決定している。
この順位が上にある方が検索エンジン利用者の目につきやすく、訪問者も増えるため、
企業などでは検索順位を上げるために様々な試みを行なう場合がある。
その様々な技術や手法を総称してSEOという。
具体的なSEOの手法には、ターゲットにするキーワードの適切な選択や、ページ内でのキーワードの適切な使用、
より多くのサイトにリンクしてもらうなどの手段があるが、サーチエンジンのランク付けのアルゴリズムは
年々高度化が進む上、頻繁に変更が行われその度に激しく順位が変動する。
このためSEOには王道は無く、地道にコンテンツを充実させて認知を広げていく以外に着実な手段は存在しないと言える

検索エンジン最適化の出発点は、対象としたいウェブ利用者がどういったキーワードで必要とする情報を探しているかを理解することである。
例えば、製品やサービスを比較しながら探す場合、検索ボックスには製品の固有名詞ではなく一般名称が、特定製品の機能名ではなく
一般的な機能名が打ち込まれる傾向にある。
この語句の集合は目的キーワード群または目的語句と呼ばれる。目的キーワードを設定することで、ページデザインなど他の最適化項目に
進むことができる。
ある検索キーワードによる検索結果で上位にくるには、ページは検索キーワードに合致もしくは
関連するキーワード群を含んでいなければならない。
あるページが、あるキーワードにどの程度関連しているかは、検索エンジン・スパイダーのアルゴリズムに基づいて決定される。
そのアルゴリズムはウェブページの順位を決定する公式を計算する。
検索エンジンは、ウェブサイトが閲覧されるときに閲覧者が読もうとするテキストをHTMLの文書構造などに基づいて整理し、
そのページは何を記しているページで、あるキーワードに対する関連性がどの程度かを判断する。
多くの検索エンジンでは、ページの価値を判断する基準に、そのページがどれだけ他のページからリンクされているかという観点を採用している。
したがって、ウェブ上の他の関係あるサイトに自分のコンテンツについて通知し、リンクを求めたり、自己が運営する既存のサイトから
適切なリンクをはったりすることが対策として行われる。
また、スパイダーはコンテンツのハイパーリンクを辿って巡回を行うので、検索エンジンに登録してもらいたい場合、そのページへの
リンクを作成しておくことが必要になる。
「サイトマップ」を作成することはその手法の一つで、推奨されていることでもある。
サイトマップは、トップページやサイト上のすべてのページからリンクされているのが好ましい。このようなページがあると、ひとたびスパイダーが
サイトを見つけた時に、そのサイト全体が索引化される確率が高まる。

検索エンジンは、HTMLのtitle、meta、strong、hnの各要素などを重視すると考えられているため、重要なキーワードをこのタグで囲って、
重要であることを示すこともされる。
例えば、見出しとして強調したい語句を font 要素で赤く大きな文字で表示するようにマークアップすると、それは単に「赤くて大きな文字」
というようにしか解釈されないが、h1 要素(とスタイルシートによる装飾)を使えば、検索エンジンにとっても、それが見出しであると解釈され、
検索にヒットしやすくなるという具合である。
これは、基礎的なセマンティック・ウェブと言うことも出来る。
なお、この手法は、文書の論理構造を無視して過度に行うと検索エンジンスパムとみなされる可能性があり、注意が必要である。